フレンチブルドッグの毛色の種類

フレンチブルドッグの毛色で代表的なものは、ブリンドル・パイド・フォーン・クリーム(ホワイト)です。


◇ブリンドル◇
黒ベースに褐色やホワイトのさし色が部分的に入っているのが特徴的です。

◇パイド◇
ブリンドルとは反対に、白ベースに黒や褐色のさし色が部分的に入っている特徴があります。

◇クリーム◇
ホワイトとも呼ばれ、クリームカラー単色のタイプです。


フレンチブルドッグの模様

◇片パンチ◇
片方の目の周りのみ色が入っているタイプ

◇タイガーブリンドル◇
黒色にゴールドの差し色が沢山入っている毛色

◇フォーンパイド◇
濃い茶色などで牛柄のような模様になっているタイプ

◇ハニーパイド◇
白色をベースに薄茶色のパイド、やや濃い茶色のパイドの子もおり、 さらに、おでこに白色のラインが入ったタイプもいます。

◇ブラックマスク◇
フォーンの中で、顔周りや耳に黒色が入った模様です。

◇エプロン◇
胸元に白色の差し毛が入っているタイプ

◇ソックス◇
足先に白いソックスをはいているように見える毛色

フレンチブルドッグはとても個性豊かなカラーバリエーションやパターンの毛色があり実に多彩です♪
是非犬舎に直接見に来てください!

フレンチブルドッグの耳掃除について

特徴的なフレンチブルドッグの愛らしいピンと立った耳は、風通しよく垂れ耳の犬種ほど耳の病気にかかりにくいですが、外耳炎は一度発症してしまうと再発しやすくなるので普段から清潔に保ってあげることが大切です。
フレンチブルドッグの耳は、皮脂線が大きく皮脂が出やすい特徴もあるので定期的に掃除をしてあげましょう。

フレンチブルドッグの耳掃除の際、人間用の綿棒は力が入りすぎてしまうことがある為あまりおすすめしません。フレンチブルドッグの耳を気付つけてしまう場合があるからです。


◇簡単なお手入れ方法◇

・外耳には、水で湿らせたガーゼやコットン、またはウェットティッシュなどで優しく拭きます。
・内耳にはペット用耳洗浄液(イヤークリーナー)を使用して掃除します。
 ※洗浄液はメーカー取扱説明書をよく読んで適切に使用してください。

フレンチブルドッグによくある皮膚トラブル


(1)趾間皮膚炎(しかんひふえん):足先にできる皮膚の炎症

◇原因・症状◇
足先の指の間に汚れが溜まっていたり、傷があると雑菌が繁殖して炎症を起こすことが多く、また爪が欠けたり伸びすぎてしまうことも原因になることがあります。
指の間や肉球(パッド)から膿を出してしまう場合もあります。
また、ストレスにより指先を舐めすぎてしまう事で発症するケースもあります。

◇予防◇
足先を清潔に保ってあげることが何よりの予防方法です。
散歩後は足を洗う習慣をつけて、しっかりと汚れを落としタオルドライで水分を残さないように乾かしましょう。
あまりに症状がひどく、ワンちゃんがびっこを引くような場合はすぐに動物病院に相談しましょう。


(2)膿皮症(のうひしょう):皮膚の常在菌の異常増殖による皮膚の炎症

◇原因・症状◇
免疫力の低下によって、犬の皮膚の常在菌であるブドウ球菌・緑膿菌・大腸菌等の異常増殖を引き起こすことで発症します。
皮膚の炎症に伴う、湿疹や化膿、フケ、痒み、かさぶたが現れます。
痒みで搔きむしってしまい、さらに症状が進行させる悪循環を引き起こし全身に広がります。

◇予防◇
犬のスペースを常に清潔に保つことが大切です。
シャンプー後は皮膚が乾燥しないように注意が必要です。シャンプーのし過ぎも良くありません。
皮膚の弱い子は獣医師さんに適切なシャンプーについて指導してもらいましょう。

免疫力が低下していると発症しやすい症状なので、栄養バランスのしっかりとれたフードを与えることも大切です。
お菓子の与え過ぎに注意してください。

フレンチブルドッグはダブルコート被毛なので、短めですが抜け毛が多い犬種です。
定期的に(特に換毛期)にはブラッシングをしてアンダーコート(死毛)を取り除いてあげることも大切です。
そのままにすると通気性が悪くなって蒸れの原因を作ってしまいます。


(3)ノミアレルギー性皮膚炎:ノミの唾液が原因で起こる皮膚疾患

◇原因・症状◇
ノミアレルギー性皮膚炎の原因は、体内に侵入したノミの唾液です。
ノミの唾液には様々なアレルゲン物質が含まれており、免疫が刺激されてアレルギー症状がおこります。
一度発症すると免疫反応も早くなり、刺されるたびにひどい痒みになっていきます。
また、その痒みで搔きむしった患部の傷口から細菌も入り込んで悪化する場合もあります。
ノミは屋外に生息しているので、散歩中や既に寄生されている動物と触れ合うことや、庭からということもあり得ます。

◇予防◇
ノミの寄生を防ぐことが重要です。
寝床や敷物はノミの温床になるので清潔に保つのが大切です。
最もポピュラーな予防方法としては、動物病院でノミ予防薬を処方してもらうのが安心です。


(4)アレルギー、またはアトピー性皮膚炎:原因が様々な皮膚炎

◇原因・症状◇
元々アトピーを引き起こしやすい体質であれば、様々な原因でアレルギー反応が出てしまう場合があります。
ダニやホコリなどのハウスダスト、花粉や香水などの環境的な要因もあれば
食物アレルギーを持っている子もいます。
成犬になってから発症する子も多く、その原因は多岐にわたります。
基本的には顔まわりや足先が赤くなり痒みが伴います。

◇発症がわかったら◇
原因がはっきりしない場合は必ず動物病院に相談しましょう。
現代ではペット用のアレルギー検査もあります。


(5)まとめ
フレンチブルの皮膚疾患は様々ありますが、
飼い主さんとの日々のスキンシップで早期にケアしてあげることが出来ます。
大切な命だからこそ、何か変化に気付いた時はためらわずに専門家や動物病院に相談してみましょう。

フレンチブルドッグのルーツ

フレンチブルドッグのルーツは18世紀にさかのぼり、産業革命時代にイギリスからフランスに渡った織物職人が連れていたトイブルドッグ(ミニチュアブルドッグ/オールド・イングリッシュ・ブルドッグの小型版犬種)がルーツの始まりとされています。
その後、テリアやパグとの交配で誕生しました。

陽気で活発な性格のフレンチブルドックは、社交的で楽しいことを好むフランス人との相性が良く、当時爆発的な人気となりました。
フランスでの人気が高まると、アメリカのブリーダーが本国に持ち帰り、国を超えて人気の犬種となっていきました。

日本に入ってきたのは大正時代の頃で、昭和の後半にはテレビを通して『ぶさかわ』として話題になり、フレンチブルドッグの魅力が浸透することになりました。
現在でもその人気は衰えることなく、愛好家の多い犬種です。

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