パグのルーツ

パグのルーツは紀元前2000年頃にはすでに存在していたと言われおり、中国の皇室絵画に描かれたり美術品などで表現されたものが残っているほど寵愛され、様々な犬種の中でも大変古い犬種の一つです。
その後中国からヨーロッパに渡り、オランダ王室では特にかわいがられ王家のシンボルや墓標にまで描かれるようになりました。

また、マスティフに近しいのではという説もありますが明確な起源ははっきりしていません。
しかし、元々は現在みられるような小型犬ではなく、大きな体をしていた文献もありますが、飼育しやすい小さい犬種へと変化しました。

パグとブルドックはよく似た犬種として比較されますが、体格の違いや原産国(ブルドッグはイギリス)、正確に至るまで様々な点で全く異なる犬種です。

フレンチブルドッグのルーツ

フレンチブルドッグのルーツは18世紀にさかのぼり、産業革命時代にイギリスからフランスに渡った織物職人が連れていたトイブルドッグ(ミニチュアブルドッグ/オールド・イングリッシュ・ブルドッグの小型版犬種)がルーツの始まりとされています。
その後、テリアやパグとの交配で誕生しました。

陽気で活発な性格のフレンチブルドックは、社交的で楽しいことを好むフランス人との相性が良く、当時爆発的な人気となりました。
フランスでの人気が高まると、アメリカのブリーダーが本国に持ち帰り、国を超えて人気の犬種となっていきました。

日本に入ってきたのは大正時代の頃で、昭和の後半にはテレビを通して『ぶさかわ』として話題になり、フレンチブルドッグの魅力が浸透することになりました。
現在でもその人気は衰えることなく、愛好家の多い犬種です。

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